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感想としては、「中国語を勉強しても未来はないのかな?」ということ。これは中国に留学している誰もがいうこと。確かに年齢的に求職活動をしても、38歳ともなると、とても厳しい年代だったようだ。著者が留学しておられた時代は、インターネットなどはそれほど盛んではなかったのだろうし上手く活用されてなかったのだろうと思わせる内容ではあった。今とはたぶん少し違うかもしれない。
それこそなまじっかな中国語の知識では、若い中国人学生の安い通訳で事足りてしまうということなのだろう。日本語の素材→中国語への翻訳が多くても逆は少ないのではないだろうか。中国語のパイはとても狭いから、なかなか翻訳の仕事など自分に分が回ってくるまでに食える可能性は少ないのかな?と思えた。正直ちょっと読み終わったときには、よみがえると言うよりは、「やっぱり」というがっかりさせられる方が大きかった。
著者も2年のストレスの大きい留学から戻られて(学部生に混じって一緒に勉強するなど普通の人はなかなかやっていないことだ)、帰ってきたら就職面接では相手にされず、決め台詞のひとこと、「その程度の人どこにでもいるのよね」を言われ、また専門学校に戻られて勉強されることになる。 普通の人には経済的にもけしてできないことだろうし、またその時点であきらめて派遣スタッフかボランティアくらいに収まるのだろう。語学の評価は本当にその程度に低い。
でも誰もが語学のを身につけたいから、英会話の書籍や中国の書籍は売れるのだろうし、飲み屋の女の子に「びっくりするほど身に付く中国語」などの本を片手に教えてもらったりしているのだろう。そしてその程度でしかないのだ。
普通の女性なら就職する前にきっとやめてしまうかもしれない。でもこの主人公のかたはあきらめず頑張られた。でも「コネとかそういう類を使えたのではないの」と思ったりもする。
正直、日本にいてつまらなかったら、「パラサイトしてでも、こういう機会を作ればいい思い出になるんじゃないかな?」と思う。実際に中国にはそういう人が老若男女沢山いる。もし就職に失敗してしまったら、どんな不細工男とでも結婚すると肝に銘じて行けば何の怖いものもないのではないの?(別に中国でなくてもいいが)
特に、日本人の見方も変われば、せせこましく生きている日本人を横目で見て、幸せに暮らせるようになるのではないのかしら?
でも赤裸々に自分の心もちを語ってくれている事柄がとても多いので、私の勉強に対してはとてもプラスになった一冊である。私は自分のことを最近できない。できない。といじめるようになってきているからだ。一年留学したのにこの程度・・・みたいな。とにかくこの年になって学部生や若い人間と一緒にやるのは大変だし、記憶力も年々落ちてきている。でもそういう考え方ってナンセンスなのだと考えさせられた一冊。
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