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故郷を出て、北京で家庭を持ち、10年ぶりに帰郷したジンハーが、幼なじみで初恋の相手だったヌアンと再会。ジンハーが帰郷したとき、ヌアンは聾唖者で貧しい農民のヤーバ(香川照之)と結婚して子供をいたのでした。村を出るときに「必ず迎えに来る」と約束をした初恋の相手でした。でも北京で生活の始まったジンハーは次第にヌアンのことも次第に忘れていきました。二人は一緒にブランコに乗っている間に落下してしまいヌアンは直せぬ傷を負ってしまったのでした。そんな後ろめたさもあって「必ず迎えに来る」と約束したのでしょうか?
でも北京へ行って次第に生活が変わっていきました。彼自身も貧しさから抜け出したかったからなのかもしれません。中国は一般人は共働きをしないとまともに食べてはいけませんからやはり、同じような境遇の人を選ぶ傾向にありますが、 彼は、同じように大学の先生である街の人を選びました。
ヤーバはヌアンが未だジンハーのことを思っているのをずっと知っていましたから、ヤーバが帰るとき「二人を連れて行け」と言います。これもヤーバ自身がヌアンや子供を愛しているからの行為なのだと思いますが、自分が経済的に豊かにしてやれない現実は、あまりに悲しい現実です。たった一本の傘をめぐって、ジンハーともこれを受け取るか受け取らないかもめていました。
これが日本だったら娘を怪我させた責任を取らされたりするのでしょうが。
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