2006年6月2日金曜日

明日の記憶

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渡辺謙主演の話題の映画『明日の記憶』を夫と見に行きました。近くの、新しいワーナの映画館だったんですが、15時40分の回はがらがら、私たちを含めて大体10人程度でした。映画も1000円程度なら見やすいけど、足代、視聴料、行ってからの食費なんかいろいろ考えると家族で見に行くと結構かかっちゃう。
 
 この映画はお勧めです。こういう自覚症状って、誰にでもあるんではないの?という自覚症状からアルツハイマーの病気を自覚します。病気になって死んじゃうというただの絶望を描いただけの映画ではありませんでした。
 私が見ていて一番つらかったのは、木梨憲武扮する焼き物の先生に小銭をちょろまかされてしまうシーンです。まさしく偽善者、自分の為に病人を利用してしまうみたいな。それを主人公が自覚してしまうといシーンでした。病気になっても他の周りの人間は、リストラこそされるけれども、暖かく彼と接している(特に奥さんは)んですね。それだけ他の人々は誠実な人が回りにいたのでしょうが。アルツハイマーの病気の方を取り巻く様々な問題が、掲げられていたと思います。涙を超えて冷静にみることの出来る作品です。摩天楼のような東京の中でビジネス戦士として生きている、主人公が、私には超合金のように見え、またそこから、病気によっておりて行かなくてはならなくなったことが逆に幸せだったんではないかと思えてしまいました。もしこんな生き方している、ビジネスマンが居るとすれば、そこからおりて見ても別に不幸でも何でもないんではないような気がしました。
 
 渡辺謙さん、樋口可南子さんの演技力はとても素晴らしかったし、緑も沢山スクリーンの中で見ることが出来ました。

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