2009年9月13日日曜日

『戦場のメロディ』見ました

戦場のメロディ 戦場の歌姫(渡辺はま子)さんとして薬師ひろこさんが演じていらっしゃったのですが、ご自分でちゃんと歌も歌っていたところに好感がもてました。
それから私ですが、モンテンルパというところで、このような収容生活を送っていた人達が居たことすら知りませんでした。

フィリピンからすれば、大統領自身の娘まで虐殺された憎き日本人達でしょう。
自分の国の法律を改正したって、自分の国で兵士をしていた日本人を皆殺しにしてやりたいという気持ちは分からなくもありません。

衛藤 利武と言う方は日本に終戦を迎えてから帰国していたにもかかわらず、刑事に連れ戻され、処刑されてしまいます。このことは全く納得がいきませんでした。

でも、108人もの人が、処刑されずに帰ることができたのは、加賀尾秀忍という僧侶が、歌を作るように命じ、代田銀太郎が作詞を、伊東正康が作曲をし、「モンテンルパの夜は更けて」が出来たからだといっても過言ではない。
渡辺はま子がこれを歌い、レコードを作った。その後オルゴールが作られ、フィリピン大統領の所にこれが加賀尾の手で届けられることになって、彼らの釈放が決まったのだ。
たぶん彼らも渡辺はま子自身もこの歌が出来たことによって、自分の命が助かるなどとは夢にも思っていなかったであろう。罪なき罪によって、国として戦争に行かされ、刑務所に入れられていたのだ。
ドラマでは法外な損害賠償を大統領が要求していたということだったが、それを国としてのめないからこそ彼らはきっと犠牲になる運命だったのだろう。

でも間一髪の差で彼らは救出された。民間人と神の手によって。

戦争って無茶苦茶なものです。国にこのように裏切られたのに、この国の中で生きなければならなかった彼らは精神的にも肉体的にも大変な人生だったのではないでしょうか?
歌と、元仲間と、渡辺はま子と加賀尾が居たからこそこの108人の人は生き続けていけたのでしょうね。たぶん帰還してきっといろいろなドラマがあったんだと思います。

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