遠回りの雨という、山田太一脚本によるドラマ見ました。作りは昭和の香りのする作りで、セットもそれを再現したものでした。最後はかつての恋を想起させるような二人の行動にちょっとホロリとさせられました。でも年輪を重ねている二人だけにいろいろな事情が積み重なっていてその恋につっぱしることができない人の姿をうまく描いていたと思います。
日本には沢山の職人技があったと思いますが、職人技はこうして衰退していくのですね。もしあの職人さんが中国で技術を継承仕様とするのなら、ばりばりの先生になれるのでしょうが、機械が取って代われる日本に成長し、おまけに製造業の工場は安い人件費で運営できるアジアへ流れていきました。それとともに部品を作っているメーカはアジアへ出て行ったので、工場が半減する結果になったのだろうと思います。でもそんなに需要がない、ロケットの頭の部分を作っていた職人が日本に残ってしまったと言うことなのでしょうね。でもその仕事は滅多にないから工場を運営できずに閉めてしまう工場もでてくる結果になったのでしょう。こういう小さな工場の人材をまとめて会社組織にするとかいろいろ方法はあるような気がします。
渡辺謙の厚い演技もよかったですし、夏川結衣って、台詞を山田太一独特の短切り調の台詞をうまく表現しておられたのもよかったと思います。
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