以前、若貴が喧嘩し、女将さんが離婚し、二子山親方がその後癌で亡くなってしまうという、お家が崩壊してしまう騒動がありましたが、
そのことに直接触れられているわけではないのですが、その中のことも含めて書かれている本でしたが、率直で単なるゴシップの本として片付けてしまうのはもったいないと思うような本でした。
妊娠後、勝治氏から「産んでほしい」と懇願されて生まれてきたそうですが、毎月の勝治氏から渡される生活費では 物価の安い韓国ですら本当は生活は大変だったようです。
そんな彼が日本に来ることになり日本の学校に入学して大変だったのは、日本語が充分に理解出来ていないことだったようです。 その後、多少不良っぽい道には進んだりもしたようですが、
二子山部屋に中学校を卒業すると入門。
若貴には、河成が勝治の息子だということは知らされていたようで、彼らがとても親切にしてくれたことや彼らふたりの性格についても結構詳しく書かれていました。
その後ビックリするような若貴フィーバーやってきて、尋常じゃない女の子やファンレターの話にはびっくりさせられました。
でもいくら家族といえ、同じ釜の飯を食べたとしても一度距離が置かれてしまうとこれほど遠くなってしまうのだなということが残念でした。
それから 勝治氏と彼が大きくなってからの、二人の関係はけしていいいものだったとはいえないでしょうね。結局父親が子供を呼び出すときにはティッシュにくるんだお金を渡すとき。
母親への仕送りが急に停止されることになってその時の捨てられた思いはとても惨めなものだったそう。でも、河成がお腹にできたときに飛び上がって喜んだ勝治氏のことが忘れられないことや36年も付き合ってきた
勝治を苦しめたくないし、自分ももうこれ以上傷つきたくない一心で弁護士の慰謝料としていくら必要かという問に対して
「慰謝料2000万」でという申し出にあっさり勝治氏が了承したことで絶縁することにしたらしいのです。
彼が言葉の人々の端々でどれほど傷付いたのかはよくわかる気がしました。お妾さんの子だからそういう態度を取られることや
また不運にもそういう目に合わせられるようなところに引き寄せられているところがなんとも気の毒な感じがしました。
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