井形慶子さんの紹介されるイギリスの住宅書籍のファンです。でこのエッセイを読んだのですが、
主にスローライフについて書かれている本。
ロンドンは築60年などの住宅が多いのでポルターガイスト現象などで怪我をした場合それをカバーする保険があるそう。
『ゴースト保険』というのだそうで ブリストルにある保険会社が開発したそうです。
イギリスには、ホームレスはいてもその人が路上で生活するようなシステムはないのだとか?
困っている人にポケットから小銭を出すシステムや、スープや毛布を提供する人がいるから
日本は、公園のベンチに寝ることができないよう区切りを設けたのだそうです。井形さんはそのムードのによって社会を覆い尽くす疲労感は
ますます増大してそのムードが殺伐としたものに変えていると書いておられます。
弱者が見捨てられて自分もいつかそこに組み込まれるのではないかという自己防衛も手伝って不安が広がるのだそうです。
日本の2009年の自殺者は3万2845人を記録したそうで、主な理由が不況、リストラ、ストレス、借金苦が働き盛りの男性を直撃して、
自殺が癌、心疾患、脳血管疾患を抜いて試飲のトップになったのだそうです。そのことについて嘆いておられます
イギリス人は、リストラされて、たとえ以前の職種につけなかったとしても、エンジニア→パートのレジ打ちに変貌することも厭わないことや
(生きるということを優先するのですね)
多分自分の幸せのためならば離婚も厭わないことなども日本とは全く違う文化を持った国でまたいくつになっても恋愛もリベンジのチャンスがある国
だと書かれています。年を聞くことも仕事に採用する場合などでもタブーなのだそうですね。
特にこの本で共感したのは、イギリスの生活ということではなくて
高校生の頃この本に出会ったのですが
ジャーナリストとしての立場をぶれることがなく、乳がんと闘いながら、人生をまっとうする闘病記を読まれたところのくだりです。
私は千葉敦子氏のこの本を全部読んで、彼女の悔しさや涙を文章から読み取りましたが、でも男によっかかっていない女性の強さというのでしょうか
また日本女性が自分の仕事を守るためにどれだけのエネルギーを込めて仕事をしてきたのか、また私は同じ土俵にその人達の
お陰で立てているのかと感慨深く読んでいました。
千葉敦子さんをずっと尊敬していましたし自分が社会人になったらこうありたいと思いながら生きてきましたが、
私は結局玉砕してしまったダメな女性です。


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