2009年8月13日木曜日

『愚か者、中国をゆく』読みました

愚か者、中国をゆく (光文社新書)
星野博美
光文社
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<<一言で言うと>> 

無鉄砲な女性が中国を旅して、アイデンティティを確立した本

  読みやすさ ★★★★★ 週刊誌を読む感覚で読めます

  実現可能度 ★★★★ バックパッカーに別にならなくとも彼女のような旅はできます

  成功度合い ★★★ 旅が成功するかしないかは自分次第です

  感情揺れ度  ★★ 揺さぶられると言うよりは単純に内容が充実していました

  内容充実度 ★ 考え方ですが・・・・・・


<< 勝ち抜け案内 >>


 寝る場所も、移動手段も食べることもすべて倹約した旅行。それに彼氏と四六時中一緒で離れるときがないというのも精神的に彼女をすり減らしてしまったように思う。
 彼女はこの旅をきっかけにして結局彼氏とも別れることになってしまった。彼氏の愛情も失ってしまったのだ。貧乏が心をも貧しくしてしまったのだと思う。
それは彼女が書いておられるように。「旅行者は常に他者からの評価を意識して旅を続けている」からにほかならなかったのではないか。
 
 私も中国の4週間個人旅行の旅をしたが、このような過酷な目には逢ったことがない。旅行者は常に「他者からの評価を意識して旅を続けている」からではないからだ。
一度20年近く前に友達と海外旅行して以後人と一緒に行こうと思ったこともなければ、自分の武勇伝をあまり人と語ったことがないからだと思う。
 私の旅行のテーマは、テレビや映画で見たその地へ行くことに興味が注がれているように思う。
 

<< こんな誤読をしてはいないか >>


 中国へ興味を持って旅行したいと思っていた読者がそれをやめることがあってはならない。今は飛行機もあれば列車もここに書いてあるほどの状況でもない。
後ろの方に、その後バスがあらゆる所に張り巡らされていることを知って旅するようになったとあるが、今はインターネット社会あらゆる情報を駆使すればすばらしい旅行になるに違いない


<< 感想 >>


 冒険を買いに中国に行ったとのことですが、正直本当に無謀でめちゃくちゃな感じがする本です。若さ故ということなのでしょうか?
 私も中国大陸の様々な所に行きました。
 彼女は、時折精神のバランスを保つために外国文化が放たれる場所と中国の狭間を行ったり来たりするのですが。これってまるで節約に疲れた主婦が時折ステーキを食べている姿に近いんではないのと思う。
 ここまで精神的に思い詰めなくてももっと楽しく、行った甲斐のある旅は出来たんではないの?と思う。
  一緒に工程をまわっていた彼氏は、彼女の一端列車を降りるともう切符が買えずに列車に乗れなくなるかもしれないという強迫観念に途中からついて行けなくなり、そこから降りた形自分の趣味の世界に入っていく。彼女への気持ちもさめていく状況が冷静に書かれている。

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