新藤兼人先生が出演しておられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%97%A4%E5%85%BC%E4%BA%BA
この本を読んだ時に新藤先生がシナリオ学校で教えておられることを知っていました。
でも当時は野島伸司先生や今お亡くなりになった野沢尚先生、や北川 悦吏子先生、内館牧子先生のような時代でした。苦しいことにどろどろになるのではなくて、重くて飛び立って、トレンドな自分を作るような時代とでもいうのでしょうか。
監督は、シナリオライターの世界を牽引しておられました。
でもでもそのような過去を持っておられたことは知りませんでした。
『一枚のハガキ』というご自分の作品の宣伝に出演されたのですが、なんて歴史だったのかとちょっと聞いただけでも愕然としてしまいました。
一度徴兵制度に落とされて(身長が足りなかったために)
戦争末期になって再度中年兵として召集令状が来たのだそうですが、最初は掃除係その100名の運命は上官のくじによって決められたというのです。
あるものは94人がサイパンなどの前線へ出て死去。残ったものは6名。
掃除夫としての役割を担ったから生き残れたのです。その中に新藤兼人先生も入っていたのだそうですだからこそ生き残り帰還することができたのですが、私はてっきり出陣は実力主義で決められているものだと思っていました。
(たぶんある時まではそうだったのでしょうね)太平洋戦争の記録として、日清戦争などで活躍した人間が、再度同じ業務で招集されたりなどしていましたから。
くじで選ばれて残った方も、出陣した方もどのように描かれているのか興味が湧いてきました。
でも99歳まで生きてきて最後の作品でこれを作ろうとする監督。やはり人は生かされているのかもしれません。

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