2005年10月15日土曜日

はだしのゲン

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私が子供の時に親戚の家でこの漫画本を読ませてもらい、非常に引き込まれた作品です。黒と白だけの、漫画本なのに、あまりの直接的なリアルな表現でそのときは、現実が見えるようでした。こういうのは再現ドラマでは絶対に作れないと思います。テレビ番組の場合には、その人が食事中であったり、とか病気で寝込んでいる等の、不特定多数の人の都合も考えなくてはならないでしょうが、小説や漫画なら、相手は、読みたいときに読む物ですから、こういう表現が可能になるのでしょう。

  いつか自分のお金が出来たら再度この漫画を読み直したいと思っていました。正直あまりグロテスクな漫画だったので、その親戚のうちの母親は、その漫画を納屋に隠してしまい見せてくれなくなってしまったのですが、この苦しみの中で必死に生きようとしているこのゲンという少年に私は大きなエネルギーを感じたのですが、その一旦がこのアニメの中にも見えます。

 漫画やアニメって、親にとってやはり恐怖でしょうね。子供の視線、を奪ってしまう物ですから、私もこの本を読んだときは、本当に怖いくらいに真剣になりました。小説と、漫画優劣をつけられた物ですが、はっきり言って、どちらをどう読んでいたからって、人間のランクもさほど変わっていないような気がします。正直別の原因によるもので運命が決められているようなことの方が多いですよね。だからもっとあのとき必死に読ませて貰い多かったっと思いました。
 漫画の方が、もっとすごい印象だったような気がしますが、こんな大きな原子爆弾を投下されながらも、立ち上がった人々のエネルギーを強く感じないではいられません。
 
  この原作者は、とても小さな家族や周りの人間をテーマにしているので、きっと心を打つのでしょう。「困った時はお互い様」というような、相手の、思いやりがかいま見えます。それに、全く見ず知らずの他人が大勢死んでもなにも感じない物ですが、身近な大事な人がもし死んでしまったとしたら、何も感じないはずはないだろうと思います。

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