2011年3月26日土曜日

一路有ni(2010)

一路有ni(http://www.youku.com/show_page/id_zcc144cba962411de83b1.html)という受付の女の子がおすすめの映画を観る。

 主人公の男性は深夜交通事故を起こしてしまい、不幸にもその人が血みどろになって死んでしまう。迎えに来た被害者の女性はすでにその死んでしまった男の子どもを妊娠している。交通事故で人が死んだのにも関わらずその主人公の男性は逮捕されず、その場で法律家がやってきて交通事故を起こした女性と隣り合わせの部屋で賠償金について話し合っている。主人公の男性は、人を殺してしまったショックで手の震えが収まらない状態ではあったが、後日その女性が営業している家庭料理(hu南菜)店に賠償金をもって謝りに行く。お腹の中の子は5ヶ月。彼女と何度か金のことで会ったり、料理の作り方などを習ったり、関わっている(日本人的には全く理解出来ないけれども)しているうちにお互い好意的な気持ちをもつようになる
 主人公の男性にはすでに8年も付き合っている女性がいたのですが、その交通事故の賠償として女性に家を買ってやろうとしている男性を見て(死んだ人の代わりにということなんだろうけれども)恋愛感情でそういう行動をしようとしているのか、それとも交通事故を起こした責任からそういう態度をとろうとしているのか理解できずに、結局別れることになってしまう。
 それでその主人公の女性と被害者がくっついたわけではなくて、6ヶ月後彼女の店に行ってみると既に店は閉店して彼女がどこに行ったかわからない。実家に行くと子供が生まれていて、彼女は子供の生活費を稼ぐために子供を母親に預けて、広州に出て、結婚時の写真を撮るお店に勤めていた。男性は、母親から面倒みてやってくれと言われてそれを素直に受けて広州まで来たのですが、女性としては、複雑な思い(夫を殺されたということもあるだろうし、自身が夫を殺されたのにもかかわらず、好意的にその相手のことを見ていることなど)男性は「殺人者でなかったら結果(恋愛)は違ったのか」と聞くが、女性は「もし〜だったらという質問には答えられない」と言ってあしらってしまう。
 主人公がその別れ際に交通事故に遭遇して死んでしまい、彼女はその好意的に思っている気持ちを伝えられず、そこでその感情の行き場が無くなってしまい立ち尽くして永遠に自分の気持ちが彼に届かないことや死んでしまったことを悔やんで涙するという映画。多分どんな状況でも自分がどう感じるかということだけが優先するならこういう恋愛も成り立つかもしれません。

 日本人的には殺人犯の男性をこんな簡単なかかわりの中で相手を好きになることもなければ、そんな簡単に8年も付き合った女性と別れちゃうの?と思います。死んでしまった人へのお悔やみみたいな物が全くこの映画には描かれていない。殺人犯だという汚名はいくら誰が許そうとも、被害者の家族の前では消え去ることは永遠にないと思う。

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